大学進学者3人に支援金「悔いのない学生生活を」 総合小売業さとう

2023年03月26日 のニュース

 京都府福知山市東野町に本部を置く総合小売業、さとう(佐藤総二郎社長)は、4年制大学に進学する市内の府立高校の生徒3人に、それぞれ進学支援金30万円を贈った。今回で17回目を迎え、支援した学生は50人を突破。土師のホテルロイヤルヒル福知山&スパで贈呈式があり、佐藤社長が一人ひとりに、返済不要の支援金を手渡した。

 同社は2006年、1市3町が合併した新しい福知山市の誕生と創業340周年を記念し、「さとう進学サポートプラグラム」を開始。明確な目標を持って進学し、学校の推薦を受けた生徒へ支援を続けている。

 今年は、福知山高校卒の吉田佳子さん、大江高校卒の平田理恵さん、府立工業高校卒の真下生帆さんが選ばれた。

 吉田さんは、生徒一人ひとりと向き合う養護教諭になるため、岡山大学教育学部へ進学。平田さんは、だれからも信頼される保育士を目指して京都文教大学こども教育学部へ。真下さんは、安全に情報のやり取りができる通信システム開発をするため、信州大学工学部へ進む。

 式辞に立った佐藤社長は「今回で累計51人に支援金を贈ることになります。さらに踏み込んだ支援をしていきたい」と伝え、3人には「今抱いている目標を忘れず、学業に励み、悔いのない学生生活を送ってください。将来に期待をしています」とエールを送った。

 4年前に支援を受け、高知工科大学を今月卒業し、4月からはさとうに入社予定の軽野真白さんも「感謝の気持ちを忘れず、笑顔あふれる大学生活を」とお祝いの言葉を述べた。

 最後に、生徒代表の平田さんが「4年後には立派な社会人になり、地域に貢献できるよう頑張りたいです」と決意を新たにした。

 対象者の50人突破を機に、今回の対象者から、大学4年生までの進級ごとに5万円、卒業時にお祝い品と1万円の商品券を贈るよう、支援内容を拡充する。

写真=支援金を手にする真下さん、平田さん、吉田さんと佐藤社長(右から)

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