校舎に元気な子どもの声が響く―改修を終えた旧川合小学校で祭り
2022年11月07日 のニュース
京都府福知山市三和町上川合の旧川合小学校で3日、第6回川合元気祭りが開かれた。コンサートやアート体験といった多彩な催しがあり、約500人が足を運び、久しぶりににぎやかな声が校庭に響いた。
学校の管理・運営をするカワイリバースプロジェクト(片山順治代表)が主催。施設改修が10月末に完了し、企業向けサテライトオフィス事業など、新たな活用のグランドオープン記念と位置づけて実施した。
体育館でのコンサートでは、舞鶴市の吹奏楽団ブルーマリンズが川合小の校歌などを演奏し、地元出身者や住民たちを喜ばせた。また福知山公立、龍谷、京都芸術の各大学生らが協力し、防災教室やアート制作といった企画で盛り上げた。
うどんや焼き鳥の販売、洋服、陶器のバザーがあり、家電製品や菓子などが当たるフィナーレのビンゴ大会にも、多くの人が参加した。
三和町大原の片山まり子さんは「子どもの笑い声が学校に響くのは、地域に活気が出るので、やっぱりいいですね。今後のさらなる活用にも期待しています」と話していた。
写真=壁面のアート制作を楽しむ子どもたち