【由良川】好調だった昨年のアユ漁「過去20年で一番」
2025年02月07日
京都府福知山市内記一丁目に事務所を置く由良川漁業協同組合(日和隆組合長)によると、昨年の由良川本流、支流でのアユ漁は、竿漁が7170匹、網漁が814・15キロとなった。竿漁、網漁ともに一昨年の漁獲量を上回り、「過去20年で一番の状況」としている。
網漁は約15キロの微増だが、竿漁が3・15倍と大幅に伸びた。漁協では春に稚魚を放すほか、秋も卵を持った親アユの放流に取り組んでおり、「天然遡上のアユが増えたことと、漁期中の天気が良く、例年よりも川に入れる期間が多くなったことなどが、漁獲量の増加につながったとみています」という。 今年も同様の放流計画を立てているほか、3月16日午前6時からは、例年通りにアマゴ釣りを解禁する予定にしている。
週末の舞鶴湾の潮位
【8日】満潮=21時58分(19センチ)▽干潮=5時54分(マイナス10センチ)
【9日】満潮=23時12分(19センチ)▽干潮=6時56分(マイナス11センチ)
写真(クリックで拡大)=昨年に漁協へ持ち込まれたアユ