【宮津】海洋つり場で70センチのマダイなど 今期の営業は30日まで
2020年11月26日

宮津市海洋つり場が30日で今期の営業を終える。10月に、2018年7月の豪雨被害から約2年ぶりに再開し、多くの釣り人を楽しませてきた。最近ではグレ、チヌ、マダイ、アオリイカ、アジが上がっている。
栗田湾の海上に足場が組まれた釣り場で、毎週土曜、日曜、月曜のみ営業をしている。時間は午前7時から午後4時まで。入場料が必要。
直近の23日には体長70センチのマダイ▽体長30センチから50センチまでのチヌ18匹▽体長32センチまでのグレ66匹▽体長18センチ前後のカワハギ9匹などが上がっている。
■小アジが回る舞鶴、宮津の沿岸■
また、福知山市下荒河の丹後釣具店によれば、舞鶴市、宮津市の沿岸などで体長12センチほどの小アジがよく上がる状況が続いているという。日によるが、群れが回っているときには数釣りも狙える。
ほかに、あちこちでチヌもよく上がっているが、体長30センチまでがほとんどで大物は少ない状態。由良川やその河口でのセイゴも同様で、「数は釣れるが小さいものが多い」という。同店は「雨が降って川の水量が増えれば、状況も変わるかもしれません」としている。
週末の舞鶴湾の潮位
【28日】満潮=0時11分(27センチ)、14時1分(25センチ)▽干潮=7時27分(9センチ)、19時4分(19センチ)
【29日】満潮=0時31分(29センチ)、14時43分(26センチ)▽干潮=7時58分(7センチ)、19時29分(20センチ)
写真=再開初日ににぎわう海洋つり場(10月)