【由良川】時折吹雪く中、アマゴ釣り解禁

2020年03月16日

 京都府福知山市内記一丁目に事務所を置く由良川漁業協同組合(瀬野照義組合長)は16日、管内の由良川支流などでアマゴ釣りを解禁した。アマゴの引きを楽しもうと、出勤前の早朝に大江町の北原川に向かった。

まだ暗いうちに現地へ到着したが、目的の場所に人がいたため別のポイントへ。程よい段差のついた落ち込みで、勢いよく上がる水しぶきを眺めながら午前6時の解禁を待った。

解禁時間と同時に竿を出す。が、すぐには反応はない。時折吹雪くなか、寒さに耐えながら何度も仕掛けを流れに乗せると、糸に着けた目印が川の流れと逆に動いた。慌ててすぐにあわせてしまい、何もない針が手元に戻ってきた。

ただ、エサのイクラも無くなっており、アマゴに食べられたと考えて再挑戦。すぐには反応が無く、「逃げたかも」と焦りつつ仕掛けを流していると、3回目でまた目印が動いた。今度は少し待ってから竿を立てると、ぶるぶると振動が伝わってくる。

きらきらと光るアマゴの姿に「何とか釣れた」と一安心し、同じポイントでさらに粘った。立て続けに反応があったが、4匹目をあげた所で気配が無くなり、雪から変わった雨が強くなってきたため切り上げた。

サイズは20センチほどが3匹と17センチほどが1匹。帰り道では多くの人が釣りを楽しんでおり、アマゴをあげている姿も何度か見た。「場所を変えながらもう少し粘れば、もっと釣れたかも」と思いながら現地を後にした。


写真=釣り上げたアマゴ(16日午前8時30分ごろ)

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