「やりたいことに挑戦を」 夜久野学園中学生にキャリア講演

2026年10月05日 のニュース

 京都府福知山市夜久野町高内の小中一貫教育校・夜久野学園(今村はづき校長)で1日、中学生37人を対象にしたキャリア学習「先輩から学ぶ会」が開かれた。夜久野中学校の卒業生で、これまでエンターテインメント業界などで働いてきた柴山司さん(42)が講師を務め、仕事への考え方や将来に向けて大切にしてほしいことなどを語った。

 柴山さんは1998年度に同中学を卒業し、福知山高校に進学。好きだった映画に関わる仕事に就きたいと考え、大学では英語を専攻した。卒業後はテレビ番組やCMなどの映像制作会社など計7社で経験を積み、現在は大阪のテーマパークを運営する会社で、ショーのプロデューサーを務めている。

 自身の職歴を紹介後、仕事を考える際に大切なこととして「やりたいことに挑戦を」と呼びかけた。

 一生懸命に仕事に取り組み、成長しようと努力する中では壁にぶつかることもある。そんな時、最後に自分を支えるのは自分自身だと説明。「誰かに言われたのではなく自分がやりたいと思い飛び込んだ世界なら、最後のひと踏ん張りができる」と語った。

 また、やりたいことを実現するためには、自分の思いを「声に出すこと」も大切だと強調。「言葉にすると思いがけないところからチャンスが舞い込んでくる」と話し、自分の心の中だけにとどめず、周囲に積極的に発信することを勧めた。

 講演後の質疑応答の時間には、生徒から次々と質問が寄せられた。挫折しそうな時の立ち直り方を尋ねられると、「物事の見方を変えてみること」と助言。一つの側面から見ると失敗に思えても、見方を変えれば、その経験があったからこそ気付けたことや、人との出会いがあると語った。

 そのうえで、「人生を振り返った時に『これは自分だからできたことなのかな』と自分を褒めてあげられれば、それに勝るものはないと思う。まずはきょうから自分とたくさん会話し、考え、挑戦していってください」と呼びかけた。

 3年の生徒は「人とのつながりの大切さを学ぶことができ、お話の中にあった自分で考えて挑戦することを普段の生活でも意識していきたい」と話していた。

写真(クリックで拡大)=やりたいことに挑戦することの大切さを伝える柴山さん

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