福知山市議会、改革度調査4位に躍進 全国1788議会の中
2026年05月18日 のニュース
福知山市議会(吉見茂久議長)が、早稲田大学デモクラシー創造研究所の「地域経営のための議会改革度調査2025」で、全国1788議会中4位となった。過去最高順位で、前回29位から大きく順位を伸ばし、府内ではトップだった。政策提言力や議会機能力などが高く評価された。
調査は「政策力の強化」「主権者の参画」「議会機能の強化」の3分野で議会改革の取り組みを数値化して評価するもので、今回は2025年1月~12月の取り組みを対象とした。
福知山市議会は、議会や委員会から執行部への政策提言に力を入れるほか、17年に府内で初めて導入したタブレット端末を政策議論に活用。情報公開の一環として、議長、委員長の選出での所信表明を公開するなどした。
また、議会BCP(業務継続計画)の策定により、災害時における議会や議員の役割を明確化し、実際に昨年8月には初の防災訓練も実施。議会基本条例の見直しにも着手し、議会事務局職員による議会への提案制度を創設するなど議会機能を強化した。
加えて、若者の意見を反映するため、大学生を委嘱する議会モニター制度の導入や住民意見交換会を開催するなど主権者参画も進めた。
そういった取り組みが評価され、「政策力の強化」の部門で全国3位(前回18位)、「議会機能の強化」では全国7位(前回183位)と大幅に順位を上げた。一方、「主権者の参画」は全国58位(前回45位)だった。
これまでは、15年の10位が過去最高だったが、今回初めて全国トップ5入りを果たした。
吉見議長は「議会改革は、議員一人ひとりの意識が年々高まり、各委員会を中心に新たな挑戦を積み重ねてきた結果の一つだと受け止めている。ただ、まだ課題は多く、これを通過点として、さらに改革を進め、市民にとって身近で開かれた議会をめざしたい」と話している。
写真(クリックで拡大)=議会BCPに基づく初の防災訓練(昨年8月)









