市民病院附属看護学校、定員30人に対し入学2人 年々減少し深刻化
2026年03月26日 のニュース
京都府福知山市厚中町の市立福知山市民病院附属看護学校の新年度入学生が、定員30人に対してわずか2人にとどまることが、24日までに分かった。以前は定員を満たしていたが、近年は年々減少しており、状況は深刻さを増している。
准看護師が正看護師をめざして学ぶ2年制の学校。国立病院時代に前身の学校があり、市民病院化に伴って、現校名で1994年に開校。長らく定員充足率はほぼ100%で推移していたが、2020年度から減少に転じ、25年度は12人、そして今回、過去最低だった12人をさらに大きく下回り、2人となった。
学校によると、大学志向の高まりや少子化に加え、コロナ禍で広がった医療現場の過酷なイメージなどの影響があるとみられる。学生確保に向けて、夏休みの看護体験の実施や関西圏の准看護師養成機関などへの訪問でPRに努めているが、改善の兆しは見えていない。
近年の入学者のほとんどは、福知山医師会看護高等専修学校の卒業生たち。2026年度の入学試験は複数人が受験したが、指定校推薦の2人のみが合格した。新年度の学生数は定員60人に対して、在校生12人と新入生2人の計14人となり、定員の4分の1に満たない水準となる。
福知山市民病院附属看護学校は「看護師希望者の減少は全国的な問題。今後、病院設置者の市や関係機関と協議しながら、なんとか学生確保に努めていきたい」としている。
写真(クリックで拡大)=学生数が減少している市立福知山市民病院附属看護学校








