子午線標柱など光で表現 夜久野まち協、イルミネーション設置

2025年12月29日 のニュース

 京都府福知山市夜久野町額田の夜久野ふれあいプラザ駐車場に、幻想的な光を放つ大型イルミネーションが登場した。かつて町のシンボルだった標準時子午線を示す標柱のほか、星やクリスマスツリーをかたどった電飾が輝き、近くを行き交う人たちを楽しませている。

 同町の住民組織、夜久野みらいまちづくり協議会が、夜間の景観を明るくし、年末年始の時期に帰省する人たちを温かく迎えようと毎年続けている取り組みで、今年で8年目となる。

 中心となって準備を進めた同協議会の移住・経済・交流部会(衣川伸二部会長)には、建築設計に関わるメンバーもおり、規模や配置などに工夫を加えたイルミネーションは、毎年好評で多くの人が訪れる。

 住民の要望も受けて、旧夜久野町役場前に建っていた標準時子午線を示す標柱をデザインに取り入れた。

 全長約20メートルで、標柱の高さは4メートルほど。約7千個のLED電球を使用していて、銀河をイメージした白色と青色の光を基調に、赤や黄色などのライトも織り交ぜている。

 同協議会は「見た人に楽しんでもらえたらという思いで続けています。たくさんの人に訪れてもらい、夜久野町に子午線が通っていることも知ってもらえたら」と話している。

 イルミネーションは1月10日まで、午後5時~10時に毎日点灯する。

 

写真(クリックで拡大)=幻想的な光を放つイルミネーション

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