全日本小学生ボウリング競技大会、女子の部で5位に入賞 昭和小6年の梅垣美陽さん
2025年08月31日 のニュース
第15回全日本小学生ボウリング競技大会(実行委員会主催)の小学生6年生女子の部で、京都府福知山市東堀のボウリング場「サンケイボウル」のジュニアクラブ(上瀬戸政樹代表)に通う、昭和小学校6年の梅垣美陽さんが5位に入賞した。大会は2、3両日に愛知県稲沢市で開かれた。
各都道府県の代表選手たちが集う大会で、梅垣さんは4月に行われた府予選会で1位になり、出場権を得た。ボウリングは「何かスポーツをやりたい」と思っていた小学3年生の頃から始め、たまたま知った同クラブに通うようになった。
初めは楽しんで取り組むだけだったが、小学5年生で出場した小学生対象の京都大会で最下位だったことをきっかけに、「もっとうまくなりたい」と気持ちが変わった。同クラブで週2回、1回3時間ほどの練習に取り組み、満足いかないときには自分からトレーニングにも通う。
両手で抱え込むようにボールを持ち、回転をかけて軌道を調整する最新のスタイルでピンを狙い、現在のハイスコアは268点で、平均は180点ほどだという。
全国大会の同部には26人が出場。6ゲームを投げる予選で、全出場者のうち最高スコアの221点を出すなど、計1041点で3位通過した。決勝は上位10人が3ゲームで競い合い、473点で5位となった。
梅垣さんは「決勝で順位を落としてしまい、悔しい思いの方が強いです。まだまだ、自分に自信は持てていませんが、これからも楽しみながら続けて、大会での優勝も狙っていきたいです」と話していた。
サンケイボウルは三恵観光(杉本潤明社長)が運営しており、3年前から、土曜日に初心者らが楽しむジュニア教室、ステップアップをめざす小学生から高校生までが通う平日のジュニアクラブを開いており、今回初めて、小学生2人、中学生1人が全国大会にそれぞれ出場した。
サンケイボウル所属のプロボウラーでもある上瀬戸代表(46)は「競技で優勝をめざすような選手が育ってくれています。ここからさらに上の大会やプロをめざす選手が出てくればうれしい。これからも一緒に挑戦を続けていきたい」と話している。
写真(クリックで拡大)=全日本小学生大会で5位に入った梅垣さん