全日本卓球選手権に出場　福知山の小学生３人　「８強」「予選突破」目標に

　京都府福知山市内の小学生3人が7月25日～27日に神戸市のグリーンアリーナ神戸（神戸総合運動公園内体育館）で開かれる「全農杯2025年全日本卓球選手権大会」（日本卓球協会主催）のシングルスに出場する。それぞれ5月に京都市の島津アリーナ京都（府立体育館）で開かれた京都府予選で優秀な成績を収め、全国切符を手にした。

　3人は、ホープス男子の部（小学6年生以下）の細見遼佑君＝大正小6年＝▽バンビ女子の部（同2年生以下）の大槻優愛さん＝遷喬小2年＝▽同男子の部（同）の今里航己君＝成仁小2年＝。綾部紫遊クラブ所属の細見君と大槻さんは府予選で優勝、綾部の紫水クラブ所属の今里君は準優勝した。

　6月17日に福知山市役所で激励会が開かれ、所属名入りのユニホームを着た3人が出席。大橋一夫市長は「頑張ってきたことを全国の場で出して、悔いのない戦いをしてくれればうれしい」、廣田康男教育長は「大会まで1カ月少しある。しっかり寝て、しっかり食べて体調を整えて」などの言葉を贈った。

　細見君の目標はベスト8で「誰が相手でも挑戦者の気持ちで最後まであきらめず正々堂々と戦う」、大槻さんは「教えてくれたコーチに感謝して予選リーグを勝ち切りたい」、今里君は「応援してくれる人が多くいるので感謝の気持ちを込めて戦いたい」と、伝えていた。

　激励に訪れた市スポーツ協会副会長で、福知山卓球協会の友田忠明会長は「細見君は3位以内に、大槻さんと今里君は予選リーグ突破をめざしてほしい」と発破をかけていた。


写真（クリックで拡大）＝全日本選手権に出場する細見君（左から2人目）、今里君（同3人目）、大槻さん（右から2人目）