品評会で最高賞めざし 新茶を手摘み 

2025年05月08日 のニュース

 福知山市茶生産組合連合会(大槻成利会長)は8日、京都府福知山市土の茶園で品評会に出品する茶葉の手摘みをし、約40人がみずみずしい葉を丁寧に摘み取った。

 同連合会は由良川筋など約11ヘクタールで生産。福知山産の茶は、2022年度の全国茶品評会で、黒い幕で茶園を覆って日光を一定期間遮り、うまみを引き出す「かぶせ茶」の部で農林水産大臣賞を受賞するなど、品質の高さが評価されている。

 手摘みは午前7時40分ごろから、大槻会長(73)の土成茶園であり、大橋一夫市長が「品評会で賞につながることを期待しています」と激励。茶農家、ボランティアらに大橋市長も加わり、約45キロの収穫量を目標に手摘みをした。11日にも行う予定で、収穫した茶は6月17日に綾部市で開かれる両丹茶品評会に出品する。

 今年は3月下旬の気温が低く、府の萌芽宣言は昨年より4日遅れとなったが、大槻会長は「順調に育っています」と自信を見せ、大勢の人の助けに感謝していた。

 

写真(クリックで拡大)=みずみずしい茶葉を丁寧に摘み取った(8日午前7時50分ごろ)

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