反響受け再々公演決定 看取りテーマ医師らの寸劇 寸劇後はバンド演奏も

2025年04月07日 のニュース

 京都府福知山市内の医師、介護士、消防署員、市や府の職員らでつくる劇団寺子屋の寸劇「自分らしく生きぬいた患者さんのお話」の追加公演が決まった。昨年から市内3会場で公演して大好評となっている。5月10日午後2時から、反響に応え、旧3町のうち未開催だった大江町の町総合会館(河守中央)で開く。無料だが、事前申し込みが必要。先着260人を募る。

 一般社団法人福知山医師会、府中丹西保健所、市が共催する市民公開講座「人生の寺子屋」内で上演する。

 昨年11月から三和荘、桃映地域公民館、夜久野ふれあいプラザで同じ内容の講座を開いており、いずれの場所でも定員を上回る応募があり、人気を集めた。

 脚本は、夜久野町額田上町の西垣内科医院の西垣哲哉院長が、経験を踏まえてまとめ、市包括ケア推進課内で演劇用に内容を練った。自宅療養を希望し、家族に看取られたがん患者の物語を、笑いあり、涙ありの演技で届ける。

 「最後まで自分らしく生きることについて考えてもらいたい」との思いを込める。患者役は西垣院長、かかりつけ医役は牧の渡邉医院の渡邉正院長が務める。今回のキャストでの公演は最後となる。

 寸劇後は長山町の古木内科医院の古木勝也院長による生バンドが、劇に合わせたオリジナル曲などを披露する。


写真(クリックで拡大)=看取りがテーマの寸劇の一場面

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