車のプラモやミニカーなど1500台のコレクションがずらり 北栄町の塩見明雄さん
2025年01月03日 のニュース
■小3で潜水艦の模型作りから■
小学3年の時、祖父に潜水艦のプラモデルを買ってもらったことを皮切りに、戦艦大和やゼロ戦などの模型作りに夢中になった。「作り始めたら、ごはんも食べず、部屋に閉じこもって製作を続けていました」
5、6年の頃には、電線を張ったコースの溝(スロット)に沿って模型自動車を走らせる「スロットカー」にはまり、ほしいプラモデルも車がメインになっていった。
働き始めて給料をもらうようになると、気に入ったプラモデルは自由に買った。模型は主にF1などのスポーツタイプの車で、塗装をして、車体に貼る広告用のステッカーも自分で作り、本物そっくりに仕上げた。
31歳で大阪から古里福知山にUターン。大人向けのミニカー「トミカリミテッド」が出始めた2001年からは、ミニカー収集もスタート。これもどんどん数が増えていった。
■見ているだけで何時間でも■
応接間には、特別な用事がない場合でも長くいることが多い。「未開封のプラモデルやミニカーを見ているだけで楽しい。何時間でもいられます」と言う。同居する中学生と高校生の孫も応接間を気に入り、一緒に過ごすことがよくある。模型製作は今後も時間を見つけて続けていくつもり。「あせらず、ぼちぼちと作っていきたいですね」
写真(クリックで拡大)上から
・応接間の棚に陳列されているミニカーやプラモを眺める塩見さん
・棚の中に保管しているミニカー。きれいに見えるように斜めに並べている
・押し入れには、未開封のプラモを隙間なく置き保管している
・製作した車のプラモ
・大学生の時に乗っていた車のミニカーも所有。当時の車体の色に塗り直している