福知山城築いた光秀の家紋、キキョウがお城で見ごろ
2024年06月25日 のニュース
京都府福知山市の観光スポット・福知山城天守閣=内記一丁目=で、初代城主・明智光秀の家紋、キキョウが、見ごろを迎えた。数は多くないが、梅雨独特の蒸し暑さが続く中、紫と白の花が清涼感を放っている。
キキョウは福知山音頭にうたわれ、市の花にもなっている。
見られるのは、天守閣入り口そば。市民憲章推進協議会から毎年秋にもらう苗を植えていて、少しずつ増やしている。紫の花は一輪ごとに色の濃淡が違い趣がある。このほか、登城坂の途中にも開花を待つキキョウがある。
横山晋館長は「来館者が城を背景にしてよく写真を撮られています。まだつぼみがあり、これからも楽しめるので見に来てください」と話している。
写真(クリックで拡大)=梅雨空のもとで咲くキキョウ