市民が世話する花が開く 綾部バラ園で秋のまつり
2023年10月20日 のニュース
市民が世話をするバラ園、京都府綾部市青野町、綾部グンゼスクエア内の綾部バラ園(綾部市青野町、あやべグンゼスクエア内)で秋のバラまつりが開かれている。花の見頃は先になりそうだが、21日には関連イベントが企画されている。会期は11月13日まで。
園地の造成から苗の植栽まで大勢のボランティアが携わり、その後の維持管理も市民が活躍。福知山から参加している人も多い。
園内には150種1200本のバラが植えられている。平和を願う象徴として、中央に『アンネの日記』のアンネ・フランクさんの父、オットーさんから日本へ送られ、綾部の地から全国に広められているアンネのバラが育てられている。
入園無料で、時間は午前9時から午後5時まで。会期中は無休。問い合わせはスクエア内の、あやべ特産館、電話(43)0811。
■中丹のいちおし集めてマルシェ■
21日には午前10時から午後3時ごろまで、綾部、福知山、舞鶴の海、森、里に育まれた農林産物を生かした「京都中丹いちおし商品」などが並ぶ京都中丹いちおいしマルシェが開かれる。府中丹広域振興局主催。
にのくに茶業青年団の玉露や抹茶など、毛原の棚田食品加工所の黒豆の粕漬け復刻版・玉ねぎの粕漬けなどをはじめ、地元産の茶を生かした茶わらび、とち餅、山椒せんべい、蕎麦麩の鹿肉味噌など14事業者が、自慢のいちおし商品を販売する。
このほか22日までグンゼ浮世絵コレクション展。21日、29日、11月4日、11日にはミニコンサートが午前、午後にある。
写真(クリックで拡大)=アンネのバラが咲く綾部バラ園(18日撮影)