待ってました、秋の味覚 三和ぶどう販売開始

2023年08月29日 のニュース

 京都府福知山市三和町を代表する秋の味覚「三和ぶどう」の店頭販売が、同町千束のJA京都にのくに三和支店前で始まった。「待ってました」と言わんばかりに、市内外から多くの人が訪れ、箱入りやパック入りを買い求めた。12日間ほど販売する予定。

 三和の特産品で、大身と友渕両地区で生産。このうち、大身生産組合(西山守組合長)と、友渕の農園を地元の生産組合から引き継いだ吉見篤一さんが、JAに出荷している。販売数は、例年並みになりそう。

 品種は、甘みが強く独特の香りが特徴のマスカットベリーA。店頭販売初日の28日には、2キロ入りの364箱と400グラムの363パックを用意した。

 毎年買いに訪れるという温井均さん(75)=綾部市=は「近場で安くておいしいブドウが買えるので、いつも購入しています。自分で食べたり、大阪などで離れて暮らす娘、息子にも持っていってやろうと思っています」と話していた。

 店頭販売は、毎日午前9時30分から正午まで。当日分が無くなり次第終了する。

 

写真(クリックで拡大)=贈答用などとして多くの人が買い求めた

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