雨降る毛原の棚田で子どもたちが田植え 市内外から80人

2023年05月15日 のニュース

 「日本の棚田百選」京都府福知山市大江町毛原の棚田で、田植え体験会が14日に開かれた。天気はあいにくの雨だったが、雨具を着た親子連れらが、楽しみながら作業に没頭し、自然を満喫した。

 地元の住民らでつくる「毛原の棚田『体感』ツアー実行委員会」(岡垣清己委員長)主催した。毎年開催していて、市内外から人が集まる人気のイベント。26人の集落に今年は地元のほか、大阪府、福井県、兵庫県などから約80人が参加した。

 実行委員から「15センチから20センチぐらいの間隔で苗を植えて」と説明を受けたあと、田植えを開始。裸足になって入る子らもいて、「ぬるぬるする」「意外に温かい」と泥まみれになってはしゃぎながら、8枚の田んぼ(計10アール)に、地酒「大鬼」の原料となる酒米・五百万石の苗を懸命に植えていった。

 大阪市から家族、友だちと参加した小学5年生の中野あかりさんは「田植えは初めてしました。最初は虫がいて嫌だったけど、だんだん夢中になって、泥の感触や作業が楽しかったです」と笑顔を見せていた。

 

写真(クリックで拡大)=雨の中、丁寧に植える子どもたち

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