自転車と一緒にヘルメットを無料貸し出し 観光協会
2023年04月11日 のニュース
道路交通法の改正により、1日から自転車に乗るときのヘルメットの着用が努力義務となったことを受け、京都府福知山市の福知山観光協会(芦田敦嗣会長)は、福知山駅北口の福知山観光案内所で貸し出しているレンタサイクルで、ヘルメットの貸し出しも始めた。
レンタサイクルは電動アシスト自転車が6台、通常の自転車が4台あり、ヘルメットは自転車と同じ数を用意している。ヘルメットとは別に、紙でできた使い捨てのインナーヘルメットを着用し衛生面に配慮。返却されたヘルメットはスプレーで除菌消臭する。
1日から運用を開始し、自転車を貸し出す際に利用者へ努力義務になった旨を伝え、着用を推奨しているが、これまでヘルメットをレンタルした人はいないという。
職員は「乗る人の安全を守るものなのでぜひ使ってほしい。安全に楽しく福知山を巡ってもらえればありがたい」と話している。
観光協会は自転車の保守点検費などを考慮して、1日から自転車のレンタル代を各100円値上げした。
2時間までの利用で、電動アシスト自転車は600円(65歳以上は500円)。普通自転車は500円。利用時間が2時間を超える場合は延長料金がかかる。ヘルメットは無料。
レンタサイクルについての詳細は案内所、電話0773(22)2228へ。
写真(クリックで拡大)=自転車と一緒にヘルメットも貸し出している