西田姉弟(惇明小)がジャズダンスのソロ部門で全国優勝

2023年02月10日 のニュース

 京都府福知山市和久市町、ライズ・ダンス・スタジオ(杉岡美波代表)に通いジャズダンスに打ち込む西田美桜さん(惇明小学校6年)と煌駕君(同3年)の姉弟ダンサーが、それぞれ全国大会で優勝する活躍を見せた。

 姉の美桜さんは5歳でヒップホップダンスなどを始め、4年生のころからバレエの要素を取り入れたフリースタイルのジャズダンスに転向。6年生からはソロで全国をめざしてきた。

 優勝した全国大会は5日に長野県であった「ドゥ・マイ・ベスト・ナガノ・ファイナル」のU12ソロ部門で、予選を突破して本選に進んだ14人の中で、2位にダブルスコアに近い差を付けて全国初優勝。「1位で名前を呼ばれたときは『まさか』と思ったけれど、すごくうれしかったです」と喜ぶ。

 しなやかで躍動感のある踊りが持ち味。ハキハキした性格で上昇志向が強く、「ダンスの出来としては納得していません。今回の全国大会には出てこなかった強豪がまだいっぱいいます。もっと練習をしてそういう人たちに挑みたい」と気持ちを引き締める。

 指導する杉岡代表は「全国トップの壁が厚く悔しい思いもしてきたけれど、戦える実力はあると思っていました。それでも優勝は私もびっくりしていてすごいの一言。伸びしろがあってこれからの成長が期待できる逸材です」とたたえる。

 弟の煌駕君は5歳からジャズダンスの練習を続けてきた。基礎力を固めて昨年5月から大会に出場するようになり、そこからわずか3カ月後に東京で開催された全国大会「トップ・オブ・ザ・ダンス・ファイナル」の小学4年以下ソロ部門で初優勝。5日の「ドゥ・マイ・ベスト・ナガノ・ファイナル」のU9ソロ部門でも3位入賞を果たした。

 普段ははにかみ屋だが、ダンスミュージックが流れると柔らかな表情で伸びのびと踊る煌駕君。「踊っている時は緊張しない。全国優勝はうれしかったです」と笑う。

 指導する振付師の山木愛海さんは「頑張り屋さんで、毎日コツコツ重ねた努力が結果となって、この1年で驚くほどの成長を見せてくれました。今後が更に楽しみです」とエールを送った。

 

写真上=美桜さん
写真下=煌駕君

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