スノーシューで雪の大江山満喫 頂上からの絶景も眺め
2023年02月07日 のニュース
雪山を歩く「大江山スノーシューハイク2023」が5日、京都府福知山市大江町、鬼伝説の山・大江山周辺で開かれた。ガイドの案内で、かんじきに似た雪上歩行具・スノーシューを履いた21人が白銀の世界を楽しみ、頂上からの景色を満喫した。
丹後天橋立大江山国定公園の、緑豊かな大江山の“冬の顔”を楽しんでもらいたいと、大江山鬼っこの会(澤田一正会長)が10年以上前から開催している。今回は佛性寺のログカフェ・フローレスタ前から鍋塚休憩所に向かい、鳩ケ峰で折り返す約6キロのコースで実施。青空が広がるなか2班に分かれてスタートした。
参加者は、こんもりと積もった雪の上に残るウサギや鹿の足跡を探しながら登り、鍋塚休憩所や鳩ケ峰の頂上で、大江山連峰や遠くの街並みを見渡して、その絶景をスマホで撮影した。初心者もいたが、ガイドに歩くコツを教わって楽しく下山した。
澤田会長(60)は「スノーシューは雪に沈まず、普段歩けないところも楽に歩けるのが魅力。きょうはめったにないのどかな日で景色も良く、参加者もスタッフも楽しめたと思います」と話していた。
写真=スノーシューを履いて登る参加者たち