たまご料理甲子園でグランプリ 淑徳高1年の長谷川さん
2022年12月07日 のニュース

全国の高校生や専門学校生が創作卵料理の味やアイデアを競う「第8回たまごニコニコ料理甲子園」(日本卵業協会主催)決勝大会で、京都府福知山市正明寺、福知山淑徳高校総合学科調理系列1年の長谷川葵さん(兵庫県丹波市・市島中出身)がグランプリを受賞。応募10000作品以上の大会で栄冠を勝ち取った。
大会は全国を6つのブロックに分け、各ブロックから1人が書類審査で選ばれ、決勝大会に出場する。長谷川さんは近畿エリア代表として出場。決勝大会は11月に東京都内で開催。卵を2個以上使ったルールで競った。

長谷川さんは、鶏のつくねを使ったアイデア料理「たまつくね ふわたまのせ」で挑んだ。つぶしたゆで卵と、タケノコなど歯ごたえのある食材を入れてつくねを作り、その上にメレンゲ状の卵白を乗せ、さらに割り下に付け込んだ卵黄を乗せている。
料理の制限時間は1時間だったが、長谷川さんはてきぱきとこなし、45分で仕上げた。審査員からは「インパクトのある見た目と味のバランスが良い」と好評を得た。
「審査員に囲まれた中で調理しましたが、落ち着いて作ることができました」と長谷川さん。「グランプリを取れるとは思っていなかったのでうれしい。今後もコンテストに出て、腕を磨きたい」と話していた。
写真上=鶏つくねにメレンゲ状卵白、割り下卵黄を乗せた「たまつくね ふわたまのせ」
写真下=長谷川さん(淑徳高1年)グランプリ