師走の街に僧侶38人で托鉢 福知山市仏教会
2022年12月02日 のニュース

福知山市仏教会(会長・一常宗玄養泉寺住職)は1日、京都府福知山市の中心市街地で「歳末たすけあい托鉢」に取り組んだ。僧侶38人が歩き、市民らに協力を求めた。
毎年歳末に取り組む恒例行事となっているが、新型コロナウイルス感染の影響で、昨年と一昨年は中止にしていた。
南本町の高林寺で総会を開いたあと、僧侶たちは3班に分かれて托鉢に向かった。托鉢をしているのが分かるように鈴を鳴らして歩くと、市民らが駆け寄り、浄財を託した。
一常会長(68)は「人通りは少なかったですが、わざわざ家から出てきて、浄財を寄せていただく方もおられ、大変ありがたかった」と話していた。
集まった浄財は同日、両丹日日新聞社が提唱する「愛の寄金」に寄託した。
写真=市街地を歩いて托鉢する僧侶たち