芸術の秋に力作そろう 福知山市展、5部門の308点展示
2022年11月04日 のニュース

第58回福知山市展が3日から、京都府福知山市中ノの市厚生会館で始まった。工芸、写真、書、絵画、彫刻の5部門で、入賞、入選作と、委嘱作家、招待作家、無鑑査作家が手掛けた作品合わせて308点が並び、訪れた人たちがじっくりと鑑賞している。6日まで。
市、市教育委員会、市文化協会主催。北近畿最大規模の公募美術展で、地元福知山だけでなく、近隣市町や京阪神からも広く応募がある。今年は5部門に計456点が寄せられた。
会館の1、2階に部門別に展示。鮮やかなタッチで描かれた花の絵や男性4人の動きのある首像を彫った彫刻作品など、力作ぞろいで、初日で祝日の3日は大勢の人が詰めかけた。作品に近づき、細部まで見たり、離れて全体を確かめたりして、芸術の秋を満喫していた。
入場無料。開催時間は午前9時から午後6時(6日は同5時)まで。
写真=見応えのある作品がそろった