元伊勢外宮神社で龍燈まつり 迫力の石見神楽奉納
2022年11月03日 のニュース

京都府福知山市大江町天田内、元伊勢外宮豊受大神社(河田光稔宮司)で10月29日夕、ご神木・龍燈の杉にちなむ「龍燈まつり」が催された。石見神楽やジャズの演奏があり、多くの人たちが詰めかけ、舞台を楽しんだ。
豊受大神社氏子会、元伊勢保勝会が主催。まつりは、同神社本殿の屋根のふき替え完成を記念して、2018年に始まったが、昨年と一昨年は新型コロナウイルス感染の影響で中止となっていた。
3年ぶりの今回は、30日の大江山酒呑童子祭りの前夜祭として開いた。境内の神楽殿を舞台に、丹波篠山市の篠山神楽社中が石見神楽の「恵比寿」と「大蛇」を披露した。
「大蛇」は日本神話のスサノオノミコトとヤマタノオロチの戦いを描いた演目で、2匹の大蛇が舞台狭しとはいずり回る様は迫力満点で、最後にスサノオノミコトが討ち取ると、客席からは大きな拍手が起こった。
このあと福知山を中心に活動するスイングメイツオーケストラのジャズ演奏があった。
神楽殿には町内のグループ、魅夜灯が製作した和紙灯ろう10基が飾られ、雰囲気を盛り上げた。
写真=神楽殿で披露された石見神楽