チーム減る中、川口でゲートボールの新たな交流大会
2022年10月24日 のニュース

京都府福知山市の上川口、下川口地区のゲートボール2チームが、地域外に呼びかけて、牧の地区ゲートボール場で初めての親睦大会を21日に開いた。新型コロナウイルス禍のもとでの3年間で競技人口が減少。再開を断念した毎年恒例の地域大会に代わる新たな交流の場にと期待を込める。
コロナ以前は両川口地区にゲートボールチームが10チームほどあり、毎年6月と10月に地域大会「川口杯」をしていた。ところが、コロナ禍で練習や試合から遠のき、選手の高齢化も進んでチーム数は激減。現在は牧(下川口地区)と三岳(上川口地区)の2チームが残るのみとなっている。
同じように地域外のチームもコロナの影響や人数不足で試合経験が減っているとの話を耳にした牧チーム指導者兼選手の河内敏明さん(79)が、三岳チーム代表の泉昌良さん(77)に相談を持ちかけて、親睦大会の準備を進めてきた。
大会には、牧、三岳と、今安、夜久野、戸田の5チーム計40人が出場。人数が足りないチームには主催者側で人員を補充して参加者全員で心地よく汗を流した。
和気あいあいとプレーする選手たちを見て、河内さんと泉さんは「開催して良かった。またやりたい」と話していた。
写真=ゲートボールを楽しむ大会出場者たち