留学生の豪快なプレー、身長に驚き 桃映中が成美高の5人と交流
2022年09月15日 のニュース

京都府福知山市北小谷ケ丘、桃映中学校の女子バスケットボール部とサッカー部が13日、近くの福知山成美高校に通うナイジェリア、ノルウェー出身の留学生と交流した。両校の生徒たちは部活動で一緒に汗を流し、笑顔で絆を深めた。
桃映中が国際交流の場として企画。ナイジェリア出身でバスケ部のザイナブ・オラレカン・オライミさん(2年)、サッカー部のローレンス・ディビッド・イズチュク君(1年)ら5人を迎えた。
女子バスケ部(部員11人)での交流は、ザイナブさんとステファニー・オケチュク・オカマカさん(2年)が参加。ステファニーさんは身長207センチ、ザイナブさんは185センチで、生徒たちは2人の身長の高さに目を丸くした。
初めに質問タイムが設けられ、「足のサイズはいくつですか」との問いに、ステファニーさんは「34センチです」と答え、生徒たちは「すごい」と、またびっくり。2人はどんな質問にも気さくに応じ、徐々に心の距離を近づけていった。
このあとレイアップシュートの練習、3対3のミニゲームなどで交流。高さを生かした豪快なプレーや俊敏な動きに、生徒たちは圧倒されながらもゲームを楽しみ、シュートが決まるとハイタッチして、喜びを分かち合う場面もあった。
女子バスケ部主将の原心音さん(2年)は「2人ともとてもフレンドリーで、面白いお姉さんという印象。技術もすごくて、ディフェンスなど今後の参考にしたいです」と話していた。
サッカー部(部員14人)では、パス交換や7対7の試合などをした。ディビッド君は、U17のナイジェリア代表候補に選ばれたことがあり、部員たちは攻撃時の動きなどのアドバイスも受け、目を輝かせながら交流していた。
写真=スポーツを通して国際交流を楽しんだ