レストラン列車「丹後くろまつ号」、秋冬メニューに 英国風モーニングや懐石味わうランチなど

2022年09月14日 のニュース

 京都丹後鉄道(丹鉄)は10月14日から、レストラン列車「丹後くろまつ号」の秋冬コースの運行を始める。宮福線を中心に走る福知山駅から天橋立駅までの「モーニングコース」では、地元食材をふんだんに使った英国式エッセンスを加えた朝食と季節を感じられるデザートを味わえる。現在は半年ごとにコース(メニューなど)を変更して運行している。

 モーニングコースは午前10時20分に福知山駅を出発。香ばしく焼き上げたスコーンやローストビーフ、季節のフルーツサラダなどを提供する。大江駅で途中下車し、駅前の鬼瓦公園の見学や特産品が並ぶ売店で買い物を楽しむ。料理やデザートはアテンダントが席まで運び、車窓風景の案内もする。同11時45分に天橋立駅に着く。税込み5800円。

 このほか、天橋立駅から西舞鶴駅まで走り、懐石料理が味わえるランチコース(税込み1万3千円)、7種類のスイーツが出る西舞鶴駅から天橋立駅までのスイーツコース(税込み4800円)がある。

 3コースとも来年3月下旬までの金、土、日曜と祝日に運行予定。新型コロナウイルス対策として定員を30席から20席に減らしている。事前予約が必要。乗車の3日前までに申し込む。丹鉄ホームページから予約できる。電話の場合は予約センター=0570(200)770=へ。

 丹後くろまつ号の車両は、鉄道デザインの第一人者、水戸岡鋭治氏が手がけたもので、漆黒のボディで高級感が漂い、ひときわ目を引く。車内は天然木をふんだんに使って温かみがあり、柔らかな明かりで包まれる。

写真=福知山発のモーニングコースで提供される料理やデザート

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