避難所まで行くのは無理、そんな時は次善の民家に-夜久野で防災訓練

2022年06月23日 のニュース

 2018年の7月豪雨で土砂災害に見舞われた京都府福知山市夜久野町柿本地区で19日、防災訓練があった。山間部にある12戸の小さな集落で住民のほとんどが高齢者。みんなで力を合わせていこうと、被災体験を生かして作った防災マイマップを使い、毎年訓練を続けている。

 柿本地区は、夜久野町内を走る国道9号から深く入った山間部に位置する。指定されている広域避難所までは距離が遠く、アクセス道の寸断や土石流による集落孤立化の可能性を想定している。

 そこで防災マイマップでは、避難所に行けない時に逃げることができる「次善の避難場所」として、土砂災害と河川氾濫の危険性が一番低い地区内の民家を設定。避難訓練に毎年取り組み、19日も安全なルートを確認しながら各戸から集まって安否確認の点呼をした。

 水本克則自治会長(70)は「次善の避難場所の考え方は定着しているとは思うが、意識のずれなく維持していくことが大切で、訓練は毎年必ずやりたい」と話していた。

 避難訓練のほかに、市役所や他自治会とのズームでの情報連携訓練、香川大学創造工学部准教授の竹之内健介さんに土砂災害リスクを学ぶワークショップもした。

写真=地区内で設定した次善避難所に集合完了

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