肩を寄せ合う友愛の証し、エミューの羽 動物園がプレゼント

2022年05月18日 のニュース

 京都府福知山市猪崎の三段池ラビハウス動物園(二本松俊邦園長)で、飼育しているエミューが換羽期を迎え、抜け落ちた羽根を来園者にプレゼントしている。エミューの羽根は、一つの軸から2本の羽根が、肩を寄せ合うように生えているため、「縁結び」「友愛の証し」など、縁起が良いものとされている。

 エミューは、オーストラリアの草原や砂地などに生息する。体高は1・5~2メートル、体重は40~60キロほどで、ダチョウに次いで世界で2番目に大きい鳥として知られる。

 羽根は、5センチから長いもので30センチを超える。毎年初夏になると生え替わりはじめ、本格的に暑くなる7月には生えそろう。

 園は、羽根が縁起物として話題になっていることを知り、数年前から来園者にプレゼントを始めた。受付で希望するともらえる。1人1つまで。

 二本松園長は「夫婦や友だち同士で持ち帰られる人が多いです。大変喜んでおられる様子でうれしい」と話していた。

 
写真上=根元で2本がくっついているエミューの羽根
写真下=動物園のエミュー

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