雪上に浮かぶ手づくり999号 電飾で暗闇に輝く
2022年02月09日 のニュース

京都府福知山市夜久野町平野のJR山陰線上夜久野駅近くの踏切そばに、電飾が施された手作りのSL「銀河鉄道999号」の模型が展示され、暗闇のなかで輝く車体が雪上に浮かび上がっている。
住民組織・夜久野みらいまちづくり協議会が今冬、同町額田で取り組んだイルミネーションの一部。好評だったため、展示を終えた1月中旬に移設した。
制作したのは同町高内の同協議会副会長、的場渡さん(69)。地元で伐採した竹を使い、協議会員らが力を合わせて東経135度子午線標柱と竹灯籠を作った際、サプライズにと余った竹を生かして約1カ月がかりで制作した。
長さ約2・3メートル、幅約60センチ、高さ約1・3メートルで、丈夫な車体には運転席もあり、子どもが乗って記念撮影もできる。夜になると青や白、黄のLED約300球が点滅し、さらに、ヘッドライトやナンバープレートなども光る。
午後5時30分から同10時ごろまで点灯する。当分の間展示する。
写真=電飾を施して山陰線からも見えるSL模型