京都三和工業団地に物流倉庫完工 漢方薬の栃本天海堂
2022年02月03日 のニュース

京都府福知山市三和町みわの工業団地「アネックス京都三和」に、漢方薬の原料と製品の製造、販売などを手がける栃本天海堂(本社・大阪市、栃本大輔社長)の定温物流倉庫が完工した。稼働は4月1日からを予定している。
倉庫の新設は、在庫保有能力を向上させ、安定供給を図るのが目的。主力工場がある兵庫県丹波市に近接していて、物流の効率化が見込まれることから、アネックス京都三和を選んだという。
区画の敷地面積は4万2300平方メートル。新倉庫は鉄骨平屋建てで、延べ床面積は5904平方メートル。倉庫内は、年中15度以下に保てるようになっており、搬入、搬出時に原料などがぬれないよう、大きなひさしが付いている。
栃本社長(49)は「市や府、建設業者などの協力があり、スムーズに竣工でき、感謝しています。また年に何人かを地元から雇用し、地域貢献ができればうれしい。将来的には、製造工場の設置も検討しています」と話している。
写真=竣工した物流倉庫と栃本社長