阪神大震災から27年 小学校は特別授業で震災への心構え学ぶ
2022年01月17日 のニュース

阪神淡路大震災が発生してから27年になる17日、京都府福知山市石原の遷喬小学校(山口明日子校長)で、地震に関する特別授業が行われた。児童たちが机の下に隠れる訓練をしたほか、震災への心構えを学んだ。
福知山で震度7の地震が発生したという想定。校内放送で緊急地震速報が流れ、児童たちは各教室で机の下に素早く身を隠した。
例年は、運動場まで避難する訓練があるが、新型コロナウイルス感染防止のために取りやめ、安全担当の教諭が図書室からオンラインで話し、その様子を各教室のモニターで配信した。
1995年1月17日、阪神淡路大震災が起こり、「たくさんの建物が倒れて火災も発生し、およそ6500人が亡くなりました」などと、当時の惨状を伝えた。
また「自分の家で地震が起きたときにどうするのか、家族とよく話し合っておきましょう」と呼びかけ、児童らは静かに耳を傾けていた。
写真=一斉に机の下に身を隠す1年生(17日午前10時5分ごろ)