昨年活躍の共栄高サッカー部が講師務め、小学生対象にクリニック
2022年01月13日 のニュース

JFAのU18全日本フットサル選手権優勝、全国高校サッカー選手権京都大会で準優勝するなど、昨年目覚ましい成績を残した京都共栄学園高校サッカー部の選手たちが講師を務めるサッカークリニックがこのほど、京都府福知山市土の福知山フットボールフィールドで開かれた。参加した小学生は、高校生選手の技術力に目を丸くしながら、試合などを通して交流した。
フットボールフィールドを運営するエフスリーのサッカースクール生が対象で、教室には1~6年の約90人が参加。2学年ごとの3ブロックに分けて行った。
共栄サッカー部は、U18フットサル大会で優勝したメンバーらが指導。サッカーJ3のカターレ富山に入団内定したガブリエル・エンリケ・ナシメント・ドス・サントス君は、クリニックの進行を担当するなどした。
2人1組でのパス回し、1対1のボールの奪い合いなど、ウォーミングアップをしたあと、試合で高校生チームにチャレンジ。小学生チームが、ドリブルやパスでうまくかわしてゴールを決めると、高校生も負けじとテクニックを披露し、盛り上がった。
練習の合間には、「ポジションはどこなん」「憧れの選手とかおるん」など、高校生が優しく質問する場面も。各ブロックの最後には、ガブリエル君が各学年1人ずつMVPを選び、サイン入りのユニホームをプレゼントした。
六人部小2年の大谷悠真君は「将来はサッカー選手になりたいと思っていて、お兄さんたちの上手なパス回しなど、とても勉強になりました」と喜んでいた。
写真=終始にこやかに楽しんだ