マイナンバーカードの普及率低い福知山 市の出張申請窓口始まる
2021年12月23日 のニュース

マイナンバーカードの普及率が36・83%で全国平均(39・10%)を下回る京都府福知山市が、マイナンバーカードの出張申請窓口を始めた。
かしの木台の老人クラブ・かしの木会(桐村博之会長)は20日、地区内のホールで16人が申請した。申請書類の確認と写真撮影をして、その場でオンライン申請を完了。桐村会長は「わざわざ市役所まで行って申請するというのが高齢者には大変なので、近くまで来てもらえてありがたい」と話していた。
出張窓口は、おおむね10人以上のグループの元に、申請用の専用端末を持って市職員が出向くサービス。グループは、机、いす、電源が使用できる会場を準備する必要がある。町内会や企業などグループの種類は問わず、近所の人で集まっての申し込みでも良い。
写真=かしの木台ホールでの申請出張窓口を地元老人会の会員たちが利用