自転車の交通安全CM ラジオ部門でグランプリ-福高附属中放送部

2021年12月26日 のニュース

 自転車交通安全CMコンテスト(KBS京都、京都府警主催)で、福知山市土師、京都府立福知山高校附属中学校放送部の2年生、森川太喜君と山本美羽さんのラジオCMが、最優秀のグランプリに選ばれた。ヘルメット着用の大切さをテレビ通販風に紹介する内容。12月27日ごろから1月31日まで、KBSラジオで放送される。

 コンテストは11回目。自転車の交通事故防止とマナー向上を目指して開いている。府内の中学、高校、大学、専門学校に通う生徒が対象で、ラジオCMの中学生、テレビCMの高校生、大学・専門学校生の3部門があり、今回は全体で計31校から110点の応募があった。

 部門別にグランプリ、準グランプリ1点ずつと、その他3賞を選んだ。グランプリ、準グランプリの作品はテレビ、ラジオで放送される。ラジオは20秒、テレビは15秒の作品。

 附属中の自転車通学の生徒は、ヘルメットの着用が必須で、森川君たちは「その重要性を伝えたい」と企画。楽しく聞いてもらうために、「こちらの商品を着用していると、死亡率が3分の1になる統計結果が出ています」「それは良いですね」などと、テレビ通販さながらのテンポの良さで啓発している。

 チーム名は「ヘルメット愛好家」、作品名は「未来の命、守りま商店」と細部まで楽しさにこだわった。2人は「グランプリが取れると思っていなかったので、うれしいと同時に驚いています。いろんな人に、ヘルメットの必要性を感じてもらう機会になれば」と話していた。

 放送部からはほかに、2年の石田桃子さん、今海晴日さん、河井美空さんでつくるチーム「パンプキンバイク」が特別賞、石原の府立工業高校情報テクノロジー科3年でコンピュータ部の出水大智君、上原拓馬君、田中洋平君、土永蓮晟君のチーム「Team Kogyo」も、テレビCMで特別賞に入った。


写真=中学生部門でグランプリに入った山本さんと森川君

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