梅を使った“うめぇ”おでんで挑む 淑徳高チームが出場決定 グルメ甲子園

2021年12月22日 のニュース

本戦は和歌山県みなべ町で

 京都府福知山市正明寺、福知山淑徳高校の女子生徒4人でつくるチームが、来年2月12日に和歌山県みなべ町で開かれるUME-1フェスタのメインイベント「第6回グルメ甲子園」に出場する。「高校生が考えるうめぇ(梅)料理」を作る大会。淑徳チームは梅を使ったおでんで、同校3度目の優勝をめざす。

 みなべ町などが主催していて、同校は1、3回で優勝、前回は準優勝に選ばれている。今回は、調理系列1年生の荻野遥花さん、上田菜々花さん、采尾湖美さん、大槻心愛さんの仲良し4人組が、チーム「こはな」を結成してエントリーした。

 料理名は「あったかおでんがええ塩梅」。4人のうち2人は梅の酸味が苦手だという中で、好んで食べない人でも、おいしく味わえるよう、酸味を抑えつつ、梅の風味が感じられる工夫をした。さつま揚げ、だし巻き卵、ロールキャベツ、梅みそ大根、餅巾着、コンニャクの6つの具材を考案した。

 ロールキャベツは、カリカリ梅と青じそ、府のブランド畜産物「京地どり」でたねを作り、梅の風味と食感が楽しめる自信の一品。また、カリカリ梅を練り込んださつま揚げには、丹波市の黒枝豆、山の芋を使用。見た目にもこだわり、梅の花型の可愛らしい形に仕上げた。

 33チームの応募があった書類審査を通過し、10チームでの本戦に駒を進めることができた。グルメ甲子園では、各チームがフェスタの会場で料理を作り、来場者に販売。審査員がおいしさや独創性、接客態度などで判断し、優勝チームを決める。

 4人は「試行錯誤して、梅が好きな人も、苦手な人も、おいしく食べられるおでんが完成しました。優勝をめざして頑張るので、応援をよろしくお願いします」と呼びかけている。

写真上=おでんの試作品作りを続ける采尾さん、荻野さん、大槻さん、上田さん(左から)
写真下=淑徳高チームの「あったかおでんがええ塩梅」

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