テイクアウトで人気「鬼喰うバーガー」 豚肉や煮卵など使い、大江山グリーンロッジ
2021年12月14日 のニュース

京都府福知山市内で、大江山の酒呑童子伝説にちなみ鬼に関するご当地商品として、ハンバーガー屋カレーが販売され、食で鬼のまちをPRしている。
第三セクター・大江観光(佐古明勇社長)はハンバーガーを作り、大江山の中腹・佛性寺の大江山グリーンロッジで販売している。商品名は「鬼喰(おにく)うバーガー」。豚肉や煮卵などを使ったご当地バーガーで、観光客らから人気を集めている。
大江観光はこれまでロッジの食堂で、日帰りの観光客らを対象に、うどん、そば、親子丼などを出していたが、子どもや外国人にも食べやすいようにメニューを刷新した。
ハンバーガーも新しくメニューに加えることになったため、大江ならではのものをと、「鬼」と「お肉」を合わせたネーミングのバーガーにした。
バンズ(丸パン)に甘辛く炒めた豚肉と煮卵、キャベツを挟み、マスタードとマヨネーズで味付けしている。7月から販売しているが、夏の時期はテイクアウトの利用が多く、二瀬川に水遊びに訪れた親子連れらが買い求めていた。
価格は500円(税込み)。鬼喰うバーガーを食べた市内の女性は「お肉の味がしっかりとついていて、ボリュームもあります。キャベツも多いので健康的です」と言う。
大江山グリーンロッジの総括管理者、倉橋暢宏さん(48)は「誰にでも食べていただける味を意識して作りました。すぐにできるので、持ち帰り用としてお買い求めいただけたらありがたい」と話している。
このほか、おかか和えご飯で作ったおにぎりの中に煮卵を入れた「鬼玉子にぎり」(税込み250円・土日限定)やフライドポテト、ソフトクリームなどもそろえている。
写真=はみ出すほどたくさんのキャベツを使っている「鬼喰うバーガー」