季節行事への理解深めながら松竹梅の寄せ植え 福知山高校三和分校
2021年12月08日 のニュース

福知山市三和町千束の京都府立福知山高校三和分校で6、7両日、松竹梅の寄せ植え制作の実習があった。農業科1年生~4年生の31人が心を込めて1、2鉢ずつ作った。完成品は一般に販売する。
恒例の取り組みで、学校の活動を市民に知ってもらうことや季節行事への理解を深めることなどを目的にしている。正月飾りとして、地域住民から人気を集める。
7日は2、4年生の16人が作業。根かき棒や移植ごてなどを使い、全体のバランスを見ながら、長方形の12号鉢に松竹梅やナンテン、ヤブコウジなどの縁起物の草花、溶岩石を配置し、真砂土で固定。コケを張り、作り物の鶴をあしらって仕上げた。
2年生の片岡誠君は「配置をどうするのか考えるのが難しかったですが、去年よりも見栄えが良いものができました。この寄せ植えを見ながら、縁起の良い正月を迎えてほしいです」と話していた。
写真=松竹梅の寄せ植えを丁寧に仕上げた