コロナ感染防止の装置も備え、北分署で高規格救急車を更新
2021年09月15日 のニュース

京都府福知山市消防本部は、福知山消防署北分署=牧=に配備している高規格救急車1台を更新する。10年経過して老朽化したためで、今年度内の配備をめざす。購入費は3100万円を見込む。
高規格救急車は、救急救命士の署員が使用する高度医療資機材を積載した車両で、すでに市内では救急車6台すべてがこの車両になっている。
新車両は搬送者と救急隊員の間での新型コロナウイルス感染を防止するため、小型オゾン除菌消臭器を設置する。すでに他の救急車に付けている運転席と車両後部との間のパーティションも取り付ける。
消防本部は、救急車1台を全国的な消防部隊「緊急消防援助隊」に常に登録しており、現在は別の救急車を登録しているが、来年度からは最新設備を備えた新車両を登録車両とする。
写真=市消防本部が配備している高規格救急車