旧細見小学校を複合商業施設に カフェやグランピングなど計画

2021年09月15日 のニュース

 一昨年3月に閉校した京都府福知山市三和町千束の旧細見小学校を、廃校や空き家の利活用事業に取り組む兵庫県丹波市氷上町のリボーンズ北近畿(山下龍哉社長)が改装し、キャンプ場やレストランなどを併設した複合商業施設として活用する計画を立てている。

 同社は、北近畿で活動する企業の経営者や元幹部が集まり、過疎地域の活性化を図ろうと、2019年11月に設立。

 福知山市内で昨年10月に開催された廃校マッチングバスツアーに参加し、複数の候補地から、商業施設として活用でき、都市部からのアクセスが良いことなどの条件がそろっているとして、旧細見小に着目した。

 民間事業者の事業提案を募る市の「公募型プロポーザル」に応募した結果、独創性にあふれている点などが外部有識者から高評価を得て、同社が優先交渉権者に選ばれた。

 開会中の市議会9月定例会で、旧細見小の土地と建物の貸し付けに関する議案が提案されており、承認が得られれば10月1日に市と同社が貸借契約を結び、改修工事に入る予定。来春のオープンをめざす。

 計画では、グラウンドにオートキャンプ場とグランピング施設を整備。鉄筋コンクリート造2階建ての教室棟(延べ1376平方メートル)に、ハンバーガーなどのカフェレストランやジェラート店、ドーナツ専門店を出店する。

 また、オープンスペースで異なる職種の人たちが仕事をする「コワーキングスペース」のほか、空き家から出た古材の展示販売を行う「リノステーション」、地場野菜や土産を販売するコーナー、三和町の郷土資料館なども設ける。管理棟(延べ795平方メートル)は、外国人技能実習生の研修施設と宿泊施設に整備して、安定した収益を確保するという。

 山下社長は「地域の多くの人が愛着を持っている学校という施設を活用し、地域の存続やそこで暮らす人々の笑顔を守ることにつなげたいと思っています。小学校は地域のシンボルであり、多くの人たちの思い入れがある建物を廃校の状態からよみがえらせて、地域を元気にしたい」と話している。
 
 
写真=リボーンズ北近畿が複合商業施設としての活用を計画する旧細見小学校

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