建設用機材アルインコ 京都三和工業団地の物流センター操業開始
2021年09月10日 のニュース
足場など建設用仮設機材の製造・販売・レンタル業のアルインコ(本社・大阪市、小林宣夫社長)は、京都府福知山市三和町みわの工業団地アネックス京都三和で、建設用機材を保管する「福知山物流センター」の操業をこのほど始めた。
日本全国で建物、インフラの老朽化対策が必要になるなど建設機材の需要増加が見込まれ、これらに対応するため新たな物流センターを開設した。アネックス京都三和は、主力の兵庫工場(丹波市)から近く、交通の利便性に優れた立地であり、進出を決めた。
区画の敷地面積は、約2万4千平方メートルあり、鉄骨造平屋建ての物流センター(床面積約9090平方メートル)を建て、屋外の敷地も使用して建設用機材を保管。現在は23人が勤務しており、このうち10人が福知山市内在住という。
また倉庫の天井は二重構造になっていて、遮熱性に優れた素材を採用。6基の大型ファンも配置し、屋内の温度が上がりすぎないようにして、従業員が働きやすい環境づくりに配慮している。
福知山物流センターの業務課長、三浦利行さんは「分散して委託していた製品の保管と配送を集約することで、業務の効率化を図ることができます。地元雇用は、現在も若干名を募集しており、今後も事業を通して地元貢献していければ」と話している。
写真上=広いセンター内には大量の建設用機材が保管されている
写真下=操業開始した福知山物流センター