夏休みに家族で弾くスタインウェイ 厚生会館の特別企画

2021年08月10日 のニュース

 京都府福知山市厚生会館で9日から、夏休み特別企画「スタインウェイピアノを弾いてみよう!」が始まった。事前申し込みをした家族連れや趣味でピアノに親しんでいる人らが訪れ、大ホールでスタインウェイ製グランドピアノ「D-274」の演奏を楽しんでいる。

 市が実施する恒例の催しで、市内在住、在勤、在学でピアノ経験のある小学1年生以上が対象。日ごろの練習の成果を確認したり、練習のために使ったりするなど、毎年、多くの申し込みがある。今年は12日まで開き、2団体、19個人が申し込んだ。申し込み件数は昨年の約2倍で、新規利用者が増えた。

 初日は5組が訪れた。昭和小学校2年生の西野夏奈美さんと加奈子さん(39)親子もそのうちの1組。ピアノ歴は加奈子さんが約30年で、夏奈美さんは2年半前から市内の教室に通っている。12月の発表会で、親子の連弾を披露するため、初めて利用した。

 家や教室よりも大きなピアノで、連弾する童謡「ちょうちょう」などを練習。2人でテンポをそろえながらメロディーを響かせ、加奈子さんが「出来たね」と声をかけて笑いあうなど、特別な時間を過ごした。

 加奈子さんは「家には幼い子たちがいるので、きょうは落ち着いて、集中して弾けました」と話し、夏奈美さんは「普段のピアノと音が違う感じがして、めっちゃ響きが良かった。楽しかったです。もっと上手になって、また弾きにきたい」と笑顔を見せていた。

 

 

写真=ピアノの練習をする西野さん親子

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