値段に関係無く、万引きは犯罪-被害多発で福知山署が防犯巡回
2021年07月26日 のニュース
福知山市内で万引きが増えていることを受けて、京都府警福知山署(小野孝一署長)はこのほど、店舗の防犯巡回をした。被害が多く発生しているドラッグストアを中心に6店舗を署員らが訪れ、店内の見回りと防犯指導をした。
今年1月~6月の上半期管内犯罪認知件数は123件。このうち万引きが32件で最多だった。2番目に多い自転車盗が18件など他の犯罪は前年同期と比べて減少傾向にある中で、万引きだけが増えている。
万引きは昨年同期も例年にない多さだったが、今年はさらに3件上回った。7月に入っても被害があり、福知山署は警戒を強めている。
防犯巡回はその一環で、同署生活安全課の署員、防犯活動に取り組む福知山平安レディースら5人でドラッグストアやスーパーを回り、店舗責任者らに万引き防止や犯人逮捕につながる対策を伝えた。
生活安全課は「値段に関係なく万引きは許されない犯罪。今後も対策に力を入れていきたい」としている。
写真=店内を巡回する警察官ら(ウエルシア福知山荒河東店で)