校区内を探検、お年寄りから古里を学ぶ 成仁小3年生
2021年06月27日 のニュース
京都府福知山市中坂町、成仁小学校(山田珠美校長)の3年生が、校区内探検をした。地元老人会員らに案内してもらい、地元の名所などを巡った。
総合的な学習の時間で、地域と古里を知る学習の一つとして、2クラスに分かれて行った。1組は18日に実施。25日は2組の30人が大池坂・中坂町▽平野町▽桔梗が丘方面に向かう3グループに分かれて歩いた。
大池坂町の若葉会と平野町の四ツ葉会の地元老人会員たちが案内役を務めた。
大池坂・中坂町へ行った10人のグループは公園や池などを回った。大池坂北公園では公園内の古墳を見学。老人会員から、周辺では全部で8カ所に古墳があり、装飾品や土器も一緒に埋葬されていたことを聞いた。
3年生は直径約10メートル、高さは約1・5メートルの古墳をじっくりと見ていた。垣谷莉子さんは「古墳を見たのは初めてだったけど、けっこう大きかった。古墳などについて知ることができて良かった」と喜んでいた。このほか口池や成仁集会所などにも行き、気になった点をメモしていた。
写真=大池坂北公園で古墳を見学する児童たち