早い梅雨に合わせてモリアオガエルが産卵 正明寺の大興寺

2021年05月23日 のニュース

 京都府福知山市正明寺の臨済宗・大興寺(有賀祖道住職)で、モリアオガエルが裏山から境内にやってきて産卵を始めた。例年より早まった梅雨入りに合わせたかのように姿を現し、本堂そばの池にせり出した木の枝に泡状の卵塊を作っている。

 福知山駅から約3キロ離れた同寺の周囲は自然に包まれ、昔からモリアオガエルが産卵に来る。有賀住職(60)は同寺に就任した1988年から保護・観察に取り組んでおり、人工孵化も続けている。

 今季初めて産卵を確認したのは21日午前6時ごろ。夜行性のため、産卵の様子を見ることはできなかったが、2個がくっついたような乳白色の卵塊が作られていた。直径は15センチほど。

 卵塊の中で孵化したオタマジャクシは池の水面に落ちる。その後、40日ほどでカエルの姿になって山に戻るという。

 有賀住職は「梅雨入りと同じで産卵も例年より早い。30年ほど前には40~50個の卵塊を確認できましたが、近年は多くても15個ほど。各地で森林に手が入り、生息数が減ってきている。絶滅しないように見守っていきたい」と話していた。

 産卵は6月下旬まで続く。

写真=モリアオガエルの卵塊を見る有賀住職

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