農業法人設立して営農型太陽光発電 パネルの下でサカキ栽培

2021年04月21日 のニュース

 福知山市萩原でこのほど、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)施設が稼働した。約1万平方メートルの農地に、太陽光パネル2744枚を据え付けており、年間で2千万円の売電収入を見込む。パネルの下では、日陰でも育つサカキを栽培する。

 この農地の半分ほどは、耕作放棄地に近い状況だったといい、荒廃の防止などを目的に整備した。所有者8人のうち2人が、農業法人福知山アグリファーム合同会社を設立し、農地を管理。太陽光発電事業者と手を組み、ソーラーシェアリングに取り組むことにした。

 農業法人を作ったのは、萩原の高橋和典さん(68)と大槻喜三郎さん(72)。ほかの所有者の同意も得て、福知山ソーラーファーム合同会社(東充紀代表社員)が、太陽光パネルを設置するなど、3年前から準備を進めてきた。

 太陽光パネルは総発電出力700キロワットで、買い取り価格は1キロワット時当たり21円。すでに関西電力に販売していて、10年ほどで初期投資を回収できるとみている。

 農地で育てるサカキは、神棚に供えたり、神事などで使用したりする植物。手間がかからず、日陰でも育つことから選んだ。出荷までに4~5年ほどかかるといい、収穫期には地元住民、障害者就労支援施設の利用者を雇うことも考えている。

 高橋さんは「荒れていた土地の有効活用ができ、地元の雇用創出にもつなげることで、さらに地域貢献をしていきたい。26日から本格的に苗植えをするサカキは、無事に出荷できるよう、しっかり育てたい」と話している。


写真=試験的に植えたサカキと高橋さん(左から2人目)、大槻さん(同3人目)ら

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