弁当狙ってトビが旋回 行楽期迎えた三段池公園、注意呼びかけ
2021年04月04日 のニュース

春の行楽シーズンを迎え、京都府福知山市猪崎の三段池公園大はらっぱに、ピクニックで訪れた家族の弁当、菓子を狙うトビが頻繁に姿を見せている。公園を管理する市都市緑化協会が、利用者に注意を呼びかけている。
大はらっぱには、遊具をたくさん設置した「わんぱく広場」があり、休日は子ども連れの家族連れらが大勢訪れる。心地よい気候の日には、芝生にブルーシートを敷き、持参した弁当を食べる人の姿も目立つ。
ピクニックを楽しむ人が増え始めるこの季節、決まって上空に現れるのがトビ。上空を旋回して食べ物を見つけると、人が手に持っている物でも急降下して奪おうとする。「お菓子を狙われ、手をけがした」など被害報告が協会に寄せられているといい、注意喚起の看板を増やす予定。
特に小さな子どもは危険で、協会は「上空には常に気を配り、弁当や菓子は木陰で食べるなど、注意をお願いします」としている。
写真=大はらっぱ上空を旋回するトビ