北近畿でICOCAの利用始まる JR福知山駅でセレモニー
2021年03月13日 のニュース

JR西日本ダイヤ改正日の13日、京都府福知山市の福知山駅など北近畿の23駅で、「ICOCA(イコカ)」など主な交通系ICカードが利用できるようになった。福知山駅では午前9時から記念式典があり、関係者が北近畿へのエリア拡大を祝った。
記念式典はJR西日本福知山支社の主催し、コンコース内の北口側で開いた。
福知山支社の漆原健支社長が「事前に入金しタッチするだけで改札を通れるICOCAは、コンビニや一部のスーパー、加盟店でも利用できるなど多機能を備えている。観光の盛り上げにも役立てたい」とあいさつ。来賓の大橋一夫市長が「要望が実現し、ICOCAが導入され、大変ありがたい。市でも利用促進を図っていきたい」と喜んだ。
このあと、ひと足早く2月27日から稼働している自動改札機がある改札口に移り、京都府中丹広域振興局の綾城義治局長、福知山商工会議所の塩見和之会頭らが加わり、テープカット。通り初めとして自動改札機の青く光るカード読み取り部にICOCAをタッチして入場した。
ICOCAは同支社管内の都市部側の駅ではすでに使用でき、今回は北近畿の23駅に導入された。福知山線の丹波大山-福知山間の各駅▽山陰線の船岡-胡麻間の各駅と綾部、和田山、八鹿、江原、豊岡、城崎温泉の各駅▽舞鶴線の西舞鶴、東舞鶴両駅▽播但線の生野、竹田両駅。磁気切符と交通系ICカード併用の自動改札機を置いた福知山駅以外は、ICカード専用の簡易型改札機が設置された。
写真=パスケースに入れたICOCAを手に入場する大橋市長(13日午前9時25分ごろ)