JR福知山駅で自動改札機が稼働 戸惑う利用者も見られた初日

2021年02月27日 のニュース

JR福知山駅で自動改札機の稼働が始まった

 京都府福知山市のJR福知山駅(秋山正勝駅長)で27日、自動改札機の稼働が始まった。駅員対応から自動化となったが、初日とあって戸惑う利用者も少なくなかった。今は磁気切符しか使えないが、3月13日のダイヤ改正時からは交通系ICカードも利用でき、利便性が高まる。

 コンコース1階の自動改札機は、磁気切符とICカードの併用機。入場専用が1通路、出口専用が2通路、車いすも通れる幅が広い出入場共用が1通路ある。コンコース2階の京都丹後鉄道との乗り換え口には、ICカード専用改札機を設置した。

 改札口では朝から駅員2人が「きっぷ・磁気定期券は(定期券はケースから出して)改札機に投入して下さい」と書いた看板を掲げる一方、列車が到着するたびに構内アナウンスを流し、自動改札機に変わったことを伝えた。

 改札機をスムーズに通る人がいる一方、駅員に切符の投入方法を尋ねたり、磁気定期券をケースから取り出さずに出ようとする姿も。まだ利用できないICカードを改札機にタッチして通ろうとする人もいた。

 利用者からは「自動改札機になって都会化が進んだイメージ」「パスケースから磁気定期券をいちいち取り出すのは不便」などとさまざまな声が聞かれた。


写真=稼働した自動改札機を通る利用者(27日午前8時40分ごろ)

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